NANO-OPT-LOGO-反転.jpg

ナノオプトニクス・エナジー.png

【プレスリリース】クリエイティブ・デザイナー決定と米子工場におけるマイクログリッド構築等について

<プレスリリース>
報道関係者各位
2010年5月27日


-----------------------------------------------------------
◆ナノオプトニクス・エナジー社の電気自動車事業◆

~クリエイティブ・デザイナー決定と
米子工場におけるマイクログリッドの構築等について~
-----------------------------------------------------------

日本発世界初のナノテクノロジー、環境エネルギーの研究開発型企業である株式会社ナノオプトニクス・エナジー(本社:京都市左京区、社長:藤原洋)は、鳥取県米子市での事業開始に向けて準備を進めている電気自動車の開発・製造に関しまして、クリエイティブ・デザイナーをSWdesign代表の和田 智氏に決定いたしました。
また、株式会社ユビテック(本社:東京都品川区、社長:荻野 司、以下「ユビテック」)と、旧日本たばこ産業(JT)米子工場に設置する電気自動車生産工場のITによるグリーン化において業務提携することを合意いたしました。

 和田氏は、電気自動車の開発・製造に関しまして、コンセプトから製品ラインナップの企画、そしてデザインの統括までを行うクリエイティブ・デザイナー、CCO(Chief Creative Officer)として選任されました。和田氏のEV(電気自動車)を始めとした数々の受賞歴があるデザインは機能を優先したシンプルなものであり、ミニマルでプリミティブ(原点)を極めるデザインは、当社がめざす次世代EVの新しいコンセプトづくりに合致するだけでなく、当社のEVを含めたグローバルなブランディングに貢献すると確信いたしております。これにより、当社の電気自動車開発製造事業は、プロトタイプの具体的な開発のフェーズへと突入いたします。

米子工場に関しまして、当社とユビテックは、ICT(情報通信技術)を活用し、工場施設内において、創エネ/畜エネ/省エネを連携させるトータルソリューションである、「BE GREEN/グリーンICTプラットフォーム」を構築します。これにより、施設内におけるエネルギーを効率よく管理・制御する事で、「マイクログリッド*1」ソリューションの実現・実施を目指します。また、「マイクログリッド」を基盤として周辺地域と連携した「Green Plant」構想についても、共同で検討を開始する予定です。この構想は、ICTを活用して工場と付帯オフィスのエネルギー管理を統合的に行うとともに、地域の拠点と連携することで地域トータルでの省エネを実現するコンセプトです。将来的には、EV充電スタンドなどのEVインフラをデータセンターとネットワーク接続して家庭や走行中のEVユーザに情報を提供し、次世代EVという環境に配慮した製品を省エネに配慮した工場で生産し、さらにその製品を地域に普及促進する段階まで、ICTの活用によりトータルでサポートすることを目指します。この取り組みは、地域からの環境エネルギー立国として鳥取県が目指す再生可能エネルギーによる社会システム創造のための、地域における「マイクログリッド」の実現にも重要な役割を果たすと期待しております。


*1 マイクログリッド
エネルギー供給源と消費施設をもつ小規模なエネルギー・ネットワーク。日本語では分散型エネルギーシステムといわれる。


【本リリースに関するお問合せはこちらまで】
 株式会社ナノオプトニクス・エナジー 
TEL:03-6431-7810   E-mail:ev-info@nano-opt.jp
担当:管理本部